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倉山満「反日プロパガンダの近現代史」何故日本人は騙されるのか(4)


第一章 現代日本を取り卷くプロパガンダ
 第三節 中国のプロパガンダ

いつの間にかナチスと同列になった日本

 この問題を考えるにはフィンランドから学ぶべきでしょう。フィンランドは国際連盟に見捨てられ、ソ連と独力で戦わざるを得なくなったため、やむを得ずドイツと組みました。フィンランドは、「今さらどの面下げて自分たちを枢軸国扱いするのか」と、連合国に毅然と言います。連合国にとって後ろめたいことこの上なく、連合国戦勝史観のトゲ以外の何ものでもないわけです。
 今でも南京大虐殺をホロコーストと比べられるのは、日本がフィンランドのように、自分たちはドイツと違うと毅然として言わないからです。

西尾幹二さんがよく言っているように、ドイツは全部ナチのせいにして自分たちの国家責任は認めて居ません。ところが科書問題あたりからどんどん日本の教科書がエスカレートして、ナチスより悪い事をやった国がいると自ら言い出してくれたバカがいる。自らババ抜きのババを全部背負ってくれるのですから、ドイツとしては嬉しくて嬉しくて仕方がありません

 自分たちはフィンランドと同じような国なんだということをきちんと言わないばかりか、ババ抜きのババを自ら引き寄せてしまったことが、日本の問題です。
 日本がなぜナチスと同列になったかというと、実は英米がソ連に対しては敗戦国であるというコンプレックス、それを隠すための「第二次世界大戦はデモクラシーによるファシズムに対する勝利である」という宣伝からです。ではソ連はデモクラシーの国なのか。本気でそう信じている国などないのに、英米ですらこういう矛盾したことを平気で言います。 誰よりも反論するべきなのは日本の歴史学者ですが、昭和二十年代、三十年代の歴史学者には共産主義者しかおらず、まともな人間はこの分野に入ってこない時代でした。悲惨な言論状況です。東大の『史学雑誌』で当時の東洋史、西洋史、日本史の研究状況をまとめた「回顧と展望」を見ると、共産党大会の宣言かと見紛うほどです。

 当時、学会を席巻していたのが『昭和史』史観です。『昭和史』は遠山茂樹、藤原彰、今井清一の共著で一九五五年に出版された岩波新書で、第一次世界大戦以降の日本の歴史をマルクス主義的な階級闘争史観で描いていました。実際に当時の歴史学会の議論というのは、教授が大学院生に向かって「君は階級的なものの見方が苦手だね」と説教するのが珍しくありませんでした。

 共産主義者でなくても歴史学をやってもいい時代になったのは、鳥海靖先生、伊藤隆先生の発言力が出てきた昭和四十年代からのことです。実は左翼でなくても許された第一号が鳥海靖先生で、左翼の大ボスだった遠山茂樹さんが「彼はこれでいいんだ」とかばってくれたのが始まりでした。そして、実は遠山さんは戦前同じようにして吉野作造にかばってもらった恩義があります。吉野作造と遠山茂樹はまったく思想は合いませんが、吉野は、「共産主義者の奴も勉強させてやれ」と言って遠山をかばいました。遠山は恩を仇で返しまくるような学問ばかりをやりましたが。

 ちなみに、鳥海先生の庇護がある間は、私は学会で生きていけました。

 マスコミや歴史学会の状況は、フランシスコ・ザビエルなど、まさに対抗宗教改革におけるカトリック宣教の手口と同じです。当時の宣教師というのは学会とマスコミを足したような存在で、「本当に反論する奴は殺せ」というのがテーゼでした。

今でも南京大虐殺をホロコーストと比べられるのは、

日本がフィンランドのように、

自分たちはナチと違うと毅然として言わないから。

日本の教科書がエスカレートして、

ナチスより悪い事をやった国だと

自ら言い出してくれたに御蔭である
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