2017-05

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神様の御高見

漸くノーベル賞の変な騒ぎも下火になったので書いて置きたい

最初に異論がある事を承知で書くと、

青色LEDの開発は現時点で「物理学上の功績」かと言う点に疑問がある。

此れは電気(電子)工学での発明であり、物理学上の「原理・法則・定理」に関して何らの貢献もしていない、或いは仮説を実験検証をした訳ではない

勿論、偉大な電気工学の開発業績であり素晴らしい事に異議はない

次に
(週間新潮11月20日号) 藤原正彦氏の管見妄言より引用する

 今年のノーベル賞では三人の日本人が物理学賞を受賞した。自然科学だけでこれまでに十九名、二〇〇〇年以降では何とアメリカに次いで世界二位だ。真に慶賀すべきことで、たとえオリンピックの金メダル数が世界で二位になろうと、これはどのうれしさは感じられまい。ただ、受賞者に対する過熱報道は米英などに比べ異常だ。受賞後ばかりか、発表前から日本人受賞者の予想が始まり、有力候補者には記者が群がる。数学で最高のフィールズ賞を受賞した小平邦彦先生はかつて私に、「日本ではノーベル賞やフィールズ賞をとると神様になってしまう。余りにマスコミや世間が色々に引っ張り出すから研究ができなくなる」と慨嘆された。米英では受賞決定の日にニュースになるだけで、以後は誰も騒ぎ立てない。受賞者だって論文を書かなくなると、秘書までが冷たくなる。プリンストン大学にいた小平先生は受賞後も十数年アメリカにいたから、受賞前より大きな仕事をされている。五十二歳で東大に戻られ、日本の有様を見て違和感を覚えたのだ。

 今回の受賞では、マスコミによる中村修二氏の取り上げ方が格段に大きい。静かな謙遜家の赤崎勇、天野浩氏に比べ、思い切った自説を屈託なく口にする中村氏はマスコミ向きなのだろう。受賞発表日のアメリカでの記者会見ですら度胆を抜く内容だった。青色LED開発に至る自分を育ててくれた親や故郷や大学や会社への謝辞ではなく、「研究の原動力は怒り」と言い放ったのである。彼は十数年前に青色LEDをめぐり、かつて勤めていた会社に対し発明対価として二〇〇億円を求める訴訟を起こしたが思うようにならなかった。 「日本の司法は腐っている」 と当時も今も彼は語っているからその時の私怨なのだろう。ただ、十年もたった最もおめでたい席で怨念をぶちまけるというのは少々行儀が悪い。

 間もなく来日した彼は新聞や雑誌のインタビューにいくつも応じている。「アメリカは移民を受け入れて強みにしてた。みんな同じ日本は崩壊する運命」「アメリカは理系社会、日本は文系社会。文系が金持ちの国は後進国」 「日本は第一言語を英語、第二言語を日本語にするくらいの大改革をやらないといけない」 「アメリカでは優秀な研究者はみなコンサルティングやベンチャーをしている。上場すれば何十億、何百億にもなる。日本の研究者は永遠のサラリーマンだ」「アメリカではプロスポーツ選手と同じように科学者の動機付けはお金だ」「アメリカに比べ日本には本当の自由、平等がない」。私もアメリカの大学で教えていたから向うの数学者を数多く知っているが、その中でお金のために研究している人はあいにく唯の一人も知らない これはどのアメリカかぶれは今時珍しい 。激しい貧富の格差、頻発する乱射事件、壊滅しつつある医療など、アメリカの負の部分が大きな問題となっているからだ。

 先日はある新聞で「仕事の環境は米国の方が断然いいが、それ以外は食べ物、住む環境、文化、自然、道徳など全て日本がベスト。仕事ができなくなったら日本で暮らしたい」とも言った。日本語を捨て、移民国家となり、研究者をはじめ人々が金儲け第一となっては、日本の文化も環境も道徳も地に堕ちると思うのだが。ほとんど何も深く考えず思いついたことを口走っているとしか思えない。我が国はこれまでノーベル賞をとった「神様達」に文化、教育、社会などについて御高見を拝聴したり、審議会や組織の長として祭り上げたりしてきた。素晴らしい人もいたが浅薄な自説を自信満々に語る人もいた。 輝かしい専門的業績はすぐれた叡智や人格を意味しないのだ 。私か中村氏の妄言やそれを大きく報道するメディアに憤慨していたら息子が、「いや、彼がどんどん発言してくれた方がいい。ノーベル賞がすぐれた見識と無関係といういい例になるからね」と言った。



抑も中村氏が有名になったのは東京地裁の所謂404特許の不当な認定にあった
青色LED訴訟の「真実」

保険や株のセールスマンでは会社と出来高契約をしているので売上げが上がれば天井知らずに収入が増える

しかし中村氏は一般従業員として会社の設備を使い、機材を使い会社の文献や情報を用いて研究をしたのである

後講釈であるが中村氏の特許は結局、会社では実用化されず誰も使っておらず、儲けにならなかったである

中村氏が研究成果で収入を得るような契約社員であるならばそれは当然の要求であるが、日亜工業ではそんな契約ではなかったろう

若しもそうだとしたら研究結果が出なければ収入はおろか損害賠償も会社に自弁で支払わなければならない

氏は今後アメリカの大学で成果を出さなければ当然解雇や損害賠償もありうる

それを承知で研究規約しているのであるから泣言は言わないあろうが・・・

研究者が金儲け第一となっては、日本文化も道徳は堕落する事は必定である

金儲けがしたい人だけがアメリカに行けば良い

誰も止めはしない
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コメント

今晩は。
この中村さんはちょっとおかしい方です。
学問の世界も金ですから。
ずれてます。

お早うございます。
この中村氏、受賞発表当時より幾分和らいだ表現になって来ました。

此れを推し進めると、発明の出来高払いという契約ならば其の通りでしょうが。
アメリカでもそんな契約は希有でしょう。
それが分かって来たのでと推察しているのですが。

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